本棚から高校の同窓会名簿が出てきました。
平成10年のものでした。
20年前の同窓会名簿
600ページ近くある同窓会名簿…
高校の第一回卒業生からの名簿です。
この同窓会名簿は業者から購入したのだと思います。
20年前は、まだ個人情報にそんなに敏感ではなかったのでしょう。
20年前、私は何を思って購入したのか…
あの人どうしているのかな?
そんな軽い気持ちだったのだと思います。
まだ当時は、30代…
高校時代の思い出が鮮明だった事でしょう。
逝去の文字を見たとき、強く衝撃を受けたことを思い出します。
なんだか、つらい気持ちになってしまったのでした。
存在すら忘れていました
今回、見つけるまで、名簿の存在を忘れていました。
おりしも、終活も視野に入れて、シンプルライフに近づくべく過ごしているので、処分しようと思いました。
30代、購入した時と違って、(もう、自分の人生を一生懸命生きる事に集中するのだ~)と思っているので、いらないわけです。
ご縁がある人達とは、連絡が取れたりしています。
いよいよシュレッダーにかけるとき、自分の学年のところだけ、ささっと見てみました。
忘れていた懐かしい名前がありました。
「おおっ。」と思ったりもしました。
「みんな頑張れ。」「ありがとう。」とも思いました。
シュレッダーをかけながら…
600ページ近くあるページを、2ページずつ破りシュレッダーにかける作業をやりました。
どんどん、どんどん…
逝去していた同級生のこと…
30代のときは、つらく悲しい気持ちになってしまったのですが、20年たった今思うのは、「人生は長さじゃないな」
あの日あの時、私たちが一緒に過ごした時間は、確かにあったし、輝いていたよね。
それが事実。それだけ。
命の長さとか、その後の人生とかは、その事実を変えることはないのです。
一瞬、一瞬を大切に生きる。
その積み重ねで。
高校時代にありがとう。
これからも、私は自分の人生を一瞬一瞬、今を確認しながら、今を生きていく。
だから、今の私には、同窓会名簿はいらないです。
同窓会名簿が出てきたわけは
突然同窓会名簿が出てきたのには、わけがあります。
超大型台風が直撃するぞ!と大慌てで、荷物を雨戸のある部屋へ避難させたのです。
まあまあ…物が多いこと…
トホホでした。
とりあえず取っておく病のわたくし…
思い出の品が多すぎです。
シンプルライフを目指すためには、こんな思い出のものとのお別れをまだまだたくさんしなければいけないのです。
大変だなあ。